アメリカンドリームが「衰退」、「消滅」しつつあると指摘する声が多い。これまでの米国では富裕層や上流階級でなくても、大学教育を受けることで堅実な将来や高い階層への道が開けると考えられていたが、現在は親の所得が高いほど子供が名門大学に入学しているという実態があり、社会的な流動性低下、貧富の差の拡大を招いてる。年々増加する授業料に伴って1人当たりの学生ローンの借入額は増加の一途を辿っている。また、学生ローンのデフォルト率はその他のローンに比べて既に高い水準にあるが、今後更に上昇し、将来的に40%超となる試算まで出ている。夢に燃えた大学生が学生ローンのデフォルトを通して人生をふいにする、といったことが繰り返されないように大学教育を巡る改革の議論が高まることが望まれる。
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