トルコ中央銀行は12月12日に主要政策金利である一週間物レポ金利を14.00%から12.00%への2.00%ポイントの引き下げを発表した。中銀の声明文によれば、19年末のインフレ率が中銀見通しの下限である前年比+11.2%近くまで低下するとみて、利下げに踏み切ったとしている。利下げ幅は市場の予想(1.50%ポイント)よりもやや大きかったものの、足もとのインフレ鈍化を受け、為替市場は静観する姿勢をみせた。エルドアン大統領は依然中銀に対し利下げ圧力を強めており、中銀は大統領からの独立性を維持することが出来るのか、今後の中銀の金融政策を注視してゆく必要がある。
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