中国共産党の機関紙である「人民日報」は20年8月25日、「ポンペオの中国に関する演説における嘘と真実」と題とし、3万字余りの長編評論を掲載した。同評論では、米国務長官・ポンペオ氏が7月23日、ニクソン大統領記念図書館での演説の中で行った中国への非難について、26項目を取り上げて反論した。この26項目には、対米貿易黒字、人権問題、ファーウェイなど中国企業の影響力拡大、新型コロナウイルスへの対応の遅れなど周知の問題のほか、中国の政治、外交、イデオロギーにかかわる問題も取り上げられた。こうした非難と反論の背景には、経済摩擦などを超えてエスカレートする米中対立がある。20年1月に「第1段階における通商協定」を締結した状況とは異なり、両者の歩み寄りが難しい段階に入りつつあることを示唆している。
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