4大国有商業銀行(工商銀行・建設銀行・中国銀行・農業銀行)の報告書によると、20年6月末の4行の不良債権残高は、前年同期末比+13.8%の9,217億元と、大幅に増加した。また、大規模な不良債権処理が進められたため、税引き前利益は同-11.2%となった。新型コロナウイルス(以下新型コロナ)の感染拡大は、4大国有商業銀行の経営に大きな影響を与え、その財務基盤の健全性と安定性に懸念が高まっている。
一方、中国人民銀行と銀行保険監督管理委員会の責任者は20年8月25日に行われた記者会見において、商業銀行の不良債権は21年以降さらに増加すると予測しており、中国人民銀行は、商業銀行の自己資本比率が監督基準に達するように、商業銀行への指導を強化すると説明した。
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