20-12-25
中国:トピックス
格付け機関の不祥事 -巨額収賄容疑で機関トップを起訴-

20年12月14日の中国共産党中央紀律検査委員会と国家監査委員会の発表によると、両委員会は格付け機関である「東方金誠国際」本部の金永授元総経理、ならびに江蘇支店の崔潤海元総経理の2人を検察側に引き渡し、起訴手続きに入った。同社幹部4人は共謀して多数の社債発行を行う際に、レーティングを引き上げる見返りとして発行会社から巨額の賄賂を受け取ったとしている。
中国の格付け市場は規模が急拡大したが、当局による格付け機関への監督態勢の未整備が相次ぐ格付け機関の不祥事の要因の一つとなっている。格付け機関が高い格付けをした国有企業などの社債債務不履行が相次ぐなか、当局は違法行為への刑事責任の追及を含む格付け機関の監督管理・市場規律の強化を発表した。

会員IDをお持ちの方
レポートをダウンロードするには、ログインしてください。
会員IDをお持ちでない方
レポートをダウンロードするには、レポートのご購入をお願いいたします。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。

購入金額 1,200円

※カートは画面右上にあります
 

JCIFについて

このサイトの文書について サイトマップ

当ホームページが提供している文書、資料、データ等の情報は、当センターが所有・運営・管理しております。当センターは、本情報の内容に関して、いかなる保証もするものではありません。
万一、本情報の内容に誤りがあっても、当センターはいかなる責任も負いかねます。また、本情報の内容は予告なく変更または廃止される場合がありますので、予めご了承ください。

topへ戻る