20年12月14日の中国共産党中央紀律検査委員会と国家監査委員会の発表によると、両委員会は格付け機関である「東方金誠国際」本部の金永授元総経理、ならびに江蘇支店の崔潤海元総経理の2人を検察側に引き渡し、起訴手続きに入った。同社幹部4人は共謀して多数の社債発行を行う際に、レーティングを引き上げる見返りとして発行会社から巨額の賄賂を受け取ったとしている。
中国の格付け市場は規模が急拡大したが、当局による格付け機関への監督態勢の未整備が相次ぐ格付け機関の不祥事の要因の一つとなっている。格付け機関が高い格付けをした国有企業などの社債債務不履行が相次ぐなか、当局は違法行為への刑事責任の追及を含む格付け機関の監督管理・市場規律の強化を発表した。
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