20-12-25
インドネシア:トピックス
ジョコ大統領、内閣改造実施 ~汚職逮捕された閣僚入れ替え、新型コロナ対策を担う保健大臣らも更迭~

20年12月23日、ジョコ大統領は第2次政権発足以来初めてとなる内閣改造を実施した。11、12月に海洋水産大臣、社会大臣が相次いで汚職容疑で逮捕され辞任したことを受け後任を指名した。同国では、スハルト政権以来の悪弊とされる汚職・腐敗・縁故主義(KKN )が根強く残る。ジョコ大統領は同国初の非エリート層出身の大統領として、汚職撲滅を公約の一つに掲げてきた。しかし、ジョコ政権は19年9月の汚職撲滅委員会(KPK)法の改正によりKPKの権限を縮小し、12月の統一地方選挙では大統領の長男と娘婿が地方都市の市長に初当選するなど、ジョコ大統領自らが縁故主義を実践しているとも報じられ、汚職撲滅に向けた姿勢を疑問視する声もある。
 一方、内閣改造では上記の2閣僚に加え、新型コロナ対策の遅れを指摘されていた保健大臣など4閣僚が更迭された。同国では12月に入ってからも新型コロナの1日当たり新規感染者数が最多を更新している。ジョコ政権はワクチン接種による感染抑制に強く期待しており、既に中国からワクチンの輸入を開始した。21年のジョコ政権の最優先課題は新型コロナの感染拡大をくい止め、早期の経済活動正常化への道筋を示すことであり、その第一歩として実務家の保健大臣起用による円滑なワクチン接種を推進しようとしている。

会員IDをお持ちの方
レポートをダウンロードするには、ログインしてください。
会員IDをお持ちでない方
レポートをダウンロードするには、レポートのご購入をお願いいたします。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。

購入金額 1,600円

※カートは画面右上にあります
 

JCIFについて

このサイトの文書について サイトマップ

当ホームページが提供している文書、資料、データ等の情報は、当センターが所有・運営・管理しております。当センターは、本情報の内容に関して、いかなる保証もするものではありません。
万一、本情報の内容に誤りがあっても、当センターはいかなる責任も負いかねます。また、本情報の内容は予告なく変更または廃止される場合がありますので、予めご了承ください。

topへ戻る