トランプ米大統領は就任以来、イランへの強硬路線を推し進めてきたが、10 月8 日にイラン国内の銀行 18 行を新たに二次的制裁の対象に指定した。今回の措置で、イランの全ての国内銀行が二次的制裁の対象となり、一部の例外項目を除き、イランは国際金融の舞台から完全に排除されることになった。ただし、既に世界の主要な企業はイランとの取引をほとんど行っていないため、追加制裁による影響は軽微であり、今回の追加制裁は 11 月の大統領選挙を前にしたトランプ政権によるプロパガンダの意味合いが大きい。
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