20-05-20
モザンビーク:トピックス
新型コロナ危機で遠のく経済回復 北中部州では治安悪化が深刻

モザンビークでは、3月22日に国内で初めて新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下新型コロナ)の症例が確認されて以降、緩やかな感染拡大が続いている。国内感染は足もと深刻なレベルに達していないものの、各種規制や大型投資計画の延期などの影響が産業全般に出始めており、IMFは20年4月、同国の20年実質GDP成長率を前回(19年10月)見通しの+6.0%から+2.2%に下方修正した。
感染症の流行が世界中でかつてないほどの混乱を巻き起こしているなか、最貧国の1つに数えられるモザンビークでは、保健・衛生面の不安に加えて、北中部州における治安面の懸念が急速に高まっている。

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