第1四半期の実質GDP成長率は、新型コロナの影響を受けてマイナス成長となった前年同期の反動から、前年同期比+18.3%と、92年の統計開始以降で最大の伸び率となった。4四半期連続のプラス成長となったが、季節調整済前期比でみると20年第4四半期(+3.2%)に対して21年第1四半期(+0.6%)であり、成長のペースは緩やかになっている。需要項目別では最終消費支出の寄与度が大きく、産業別では製造業主導での回復基調が窺える。
3月の主要経済指標をみると、景況感は13か月連続で好不況の節目である「50」を上回り、景気は堅調に推移している。小売売上高、固定資産投資、鉱工業生産の伸び率は1~2月に比べてやや鈍化しているものの、貿易統計をみると輸入の伸び率が高まっており、内需は堅調に回復しているとみられる。
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