21年8月3日付の「経済参考報」誌は「精神的アヘンは数千億元産業を導いた」と題する論説を掲載した。同論説では、未成年者を夢中にさせるオンラインゲームを「精神的アヘン」、「電子麻薬」と呼び、政府が厳しい規制を打ち出し、規制を破るゲーム企業や業者の責任を追及すべきと強調し、世代を破壊することを代価とするゲーム業界の成長を許すべきではないと呼びかけた。
同論説の掲載をうけ、同日の市場は、政府が急成長を続けるゲーム企業に対して厳しい姿勢で臨むことを警戒し、テンセントの株価が一時的に前日終値比－10.8％、ネットイースが同－12.5％と大幅に下落した。