レバノン情報相がイエメンのホーシーを擁護しサウジアラビア（以下：サウジ）主導の連合軍を批判したことを契機に、レバノンとサウジの同盟国との間で対立が深まっている。サウジはレバノン製品の輸入禁止、クウェートはレバノン人へのビザ発行を停止するなどの動きをみせており、破綻状態にあるレバノン経済の再建を一層困難にしている。辞任要求を拒み続けるレバノン情報相をシーア派親イラン組織ヒズボラが擁護しており、事態は国内外でヒズボラへの批判に飛び火する様相を見せている。
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