21-11-30
メキシコ:トピックス
21年第3四半期の実質GDP成長率は季節調整済前期比-0.4%~今後は新型コロナ感染状況、雇用情勢、半導体不足の影響に注目~

2021年第3四半期の実質GDP成長率(季節調整済み前期比)は-0.4%となった。新型コロナ第3波到来を受けた各種制限措置の再強化や人材派遣禁止法施行に伴う一部サービスの大幅な落ち込みを受け前期のプラス(+1.2%)からマイナス成長となった。今後も引き続き新型コロナの感染状況、回復が遅れている雇用情勢の動向、世界的な半導体不足による自動車産業等の製造業への影響が注目される。政府、民間アナリストによる21年の成長率見通しは+6.0%程度となっている。

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