21年6月6日に大統領選挙決選投票が実施され、急進左派のペドロ・カスティージョ候補が中道右派のケイコ・フジモリ候補を僅差で破った。新型コロナによる経済・社会危機のなかで行われた今回の大統領選では、経済発展から取り残されてきた地方・農村部と恩恵を受けてきた都市部で投票行動が大きく分かれ、深刻な社会の分断が改めて浮き彫りとなった。
7月28日に発足する次期政権の政策については、選挙公約に掲げたような急進的な政策を推し進めるのか、選挙後に市場・経済界に配慮する発言がみられたように軌道修正するのか、予断を許さない。政治経験が少ない大統領と多党が乱立した国会の下で不安定な政治状況は続くとみられる。
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