ECBによる戦略レビューの結果が7月8日に公表された。今回はインフレ目標の変更、気候変動対応の2点が大きく注目されたが、前者については従来の「2%未満だが2%に近い水準」から「上下に対称な2%」に修正された。後者については、物価安定のマンデート達成、同マンデート達成を阻害しない範囲でのEUの優先政策支援の双方の観点からECBとして取組みを強化することが明確化され、9項目からなる行動計画が示された。中でも注目されるのが資産買入・担保についてタクソノミー準拠の開示を適格要件とする方向性が示されたことや、社債買入における「市場中立」の定義見直しが計画に含まれたことである。
会員IDをお持ちの方
レポートをダウンロードするには、ログインしてください。
会員IDをお持ちでない方
レポートをダウンロードするには、レポートのご購入をお願いいたします。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。
購入金額 1,200円
※カートは画面右上にあります