21-03-30
中近東全域:トピックス
脆弱産油国の財政赤字ファイナンス ~財政再建が進まず外債発行コストが高止まり~

湾岸産油国は、石油ガス収入に依存した歳入、人件費などの経常的支出により大きく硬直化した歳出という構造問題を抱えている。各国は財政再建を進めているが、財政構造は大きく変わっていない。湾岸諸国の資金調達環境は石油ガスに左右される状態が続いており、原油価格が低迷するなか、各国で厳しい状態が続いている。特に経常収支と財政収支の双子の赤字を抱えるオマーンやバーレーンは外債発行のコストが高止まりしている。また主要格付機関による格付が良好なサウジアラビアでさえも、脱石油の取組みに支障が出てきている。クウェート政府も議会との対立により公債が発行できず、準備金を取り崩す状態が続いている。

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