21-12-03
中近東全域:トピックス
OPECプラスが22年1月も減産緩和を維持~供給過剰が予想されるなかで、外交上の配慮を優先~

12月2日に行われたOPECプラスの閣僚級会合で、これまで毎月行ってきた40万バレル/日(bpd)の減産緩和を22年1月も維持することが決定された。オミクロン株の拡散により原油需要に不透明感が出ていたため、減産緩和凍結の観測が高まっていたが、消費国や一部産油国からの増産要請が出ていたことに配慮した。しかし、1-3月期は原油需要の端境期に当たり、オミクロン株拡散の影響を考慮しなくても供給過剰に転じると予想される。年末にかけて市況の下落が続けば、2月以降の減産緩和が凍結される可能性が大きい。2月以降の生産枠は年明け1月3日の合同専門委員会(JTC)、翌4日の合同閣僚監視委員会(JMMC)で決定されるが、状況次第では前倒しで会合が行なわれることになる。

会員IDをお持ちの方
レポートをダウンロードするには、ログインしてください。
会員IDをお持ちでない方
レポートをダウンロードするには、レポートのご購入をお願いいたします。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。

購入金額 2,000円

※カートは画面右上にあります
 

JCIFについて

このサイトの文書について サイトマップ

当ホームページが提供している文書、資料、データ等の情報は、当センターが所有・運営・管理しております。当センターは、本情報の内容に関して、いかなる保証もするものではありません。
万一、本情報の内容に誤りがあっても、当センターはいかなる責任も負いかねます。また、本情報の内容は予告なく変更または廃止される場合がありますので、予めご了承ください。

topへ戻る