中東の金融センターは、ベイルート(70年代)、バーレーン(80年代~00年代)、ドバイ(11年~)と変遷してきた。しかし、脱石油依存への構造転換を進めるサウジが金融市場の対外開放に踏み切ったことで、ドバイはサウジアラビアの首都リヤドとの競争に直面している。また、アラブ諸国との国交正常化を機にイスラエルのテルアビブにもオイルマネーが集まりだしている。デジタル人材などで優位性のあるドバイは今後も一定の重要性は持ち続けるが、中東の金融センターとしての機能はリヤドやテルアビブなどに多極化していくと考えられる。
会員IDをお持ちの方
レポートをダウンロードするには、ログインしてください。
会員IDをお持ちでない方
レポートをダウンロードするには、レポートのご購入をお願いいたします。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。
購入金額 2,000円
※カートは画面右上にあります