22-04-18
中国:トピックス
オミクロン株の感染拡大と防疫体制の現状 ~上海でロックダウン、経済活動への影響が懸念される~

 22年3月以降、中国各地で新型コロナの感染が拡大している。3月14日に1日あたり新規感染者数(無症状感染者を含まない)は3,602人にのぼり、20年2月以来約2年ぶりに3,000人を超えた。感染力の強いオミクロン株の流行に伴い、とくに4月に入ってから上海を中心に無症状感染者が増加しており、ロックダウンが続く上海では、各戸への生活物資の迅速な配給が課題となっている。
 政府は「動的ゼロコロナ」方針を堅持し、広範な検査と感染者の隔離を徹底して感染抑制に取り組んでいるものの、経済活動への影響が懸念されている。政府系投資銀行の中国国際金融(CICC)は、各地での新型コロナの感染拡大が22年第1四半期のGDPを0.3~0.7ポイント程度下押しするとの予測を示した。

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