22年11月の主要経済指標をみると、新型コロナの感染拡大と欧米を中心とする景気減速により小売売上高、輸出とも2か月連続で前年同月を下回った。鉱工業生産も前年同月比伸び率が大きく鈍化した。
政府主導のインフラ投資が固定資産投資を下支えする一方、不動産開発投資の低迷は続いている。ただし、住宅価格をみると前月比で下落に転じた都市が減少しており一部の都市では価格の下落に歯止めがかかりつつある。
厳格な新型コロナ規制に抗議するデモが11月下旬に全国で広がったことを受け、政府は防疫対策を大幅に緩和した。12月に入ってからも感染拡大は続いており医療の逼迫が懸念される。12月15、16日に開催された中央経済工作会議は23年の経済政策として「安定」を最優先し「前進(質の高い発展)」を追求するとの方針を示している。
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