22-06-28
韓国:トピックス
第8回全国統一地方選挙では保守系与党「国民の力」が圧勝 ~5月発足の尹錫悦政権への高い期待感を反映~

 2022年6月1日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後初の全国選挙となる第8回全国統一地方選挙と国会議員補欠選挙が同時に行われた。政権交代で与党となった保守系「国民の力」は17の広域自治体(日本の県に相当する9道と日本の政令指定都市に相当するソウル・釜山などの全国8大都市)の首長選挙において12自治体を制し圧勝した(改選前の5自治体から大幅に積み増し)。投票率は50.2%と3月の大統領選挙の77.1%や18年全国統一地方選挙の60.2%を大きく下回った。尹大統領の就任(5月10日)から僅か1か月での選挙であったため、政権交代による尹大統領の国政運営に対する高い期待感の中、「与党有利」との事前の世論調査通りの結果となった。
 同時に実施された国会議員の補欠選挙では、7議席のうち5議席において与党「国民の力」の候補が当選した。
 なお、補欠選挙後も与党「国民の力」は国会総議席(300)のうち115議席を占めるにすぎない。24年4月の次期国会総選挙まで尹大統領は少数与党として政権を運営することになる。
 本稿では今回の選挙結果に加え、選挙前後の与野党の動きと尹政権の新内閣の現状について解説する。

会員IDをお持ちの方
レポートをダウンロードするには、ログインしてください。
会員IDをお持ちでない方
レポートをダウンロードするには、レポートのご購入をお願いいたします。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。

購入金額 2,000円

※カートは画面右上にあります
 

JCIFについて

このサイトの文書について サイトマップ

当ホームページが提供している文書、資料、データ等の情報は、当センターが所有・運営・管理しております。当センターは、本情報の内容に関して、いかなる保証もするものではありません。
万一、本情報の内容に誤りがあっても、当センターはいかなる責任も負いかねます。また、本情報の内容は予告なく変更または廃止される場合がありますので、予めご了承ください。

topへ戻る