22-07-11
米国:トピックス(ワシントン事務所作成)
国勢調査(センサス)から見た米国社会の姿:人口増加の低迷、人種の多様化、高齢社会、サンベルトの発展

米国では1790年以来10年毎に連邦政府が国勢調査(センサス)を実施しており直近では2020年に行った。センサス実施には、10年毎に米国内の詳細な人口動態を把握し、その統計をもとに連邦下院議会の議員定数の割り当てを定めるという目的もある。最新の2020年センサスからみた米国社会の姿について、人口増加率の鈍化、人種の多様化、高齢化社会の進展、サンベルトの発展の観点から概説した後、今後の米国社会、また世界の人口動態の見通しについて考察する。

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