23年3月5~13日に第14期全人代第1回会議(以下、会議)が開催された。同会議では実質GDP成長率を+5.0%前後とするなど23年の政府経済目標を設定した。同目標を実現するために財政赤字GDP比を3.0%前後、マネーサプライ(M2)の増加率を名目GDP成長率に見合う水準とすることも決定された。
また今般の会議では新たな首相として李強を選出したほか、国務院の機構改革を行った。「国家データ局」、「中央科学技術委員会」を設立し、「中国銀行保険監督管理委員会」を廃止して「国家金融監督管理総局」を設立することが決定された。
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