18-09-21
全世界:トピックス
低炭素社会への移行に向けて活用が期待されるグリーン・カバードボンド
2018年1~6月期のグリーンボンド市場を概観すると、信用力の高い住宅ローン等を担保資産として金融機関が発行するグリーン・カバードボンドを初めて発行した金融機関が目立つ。カバードボンドの活用にあたっては、担保資産(カバープール)に組み込める債権の性質の明確化、カバープールの拡大が急務となるが、たとえば省エネ住宅ローンの標準化された商品の導入に向けた試みをはじめ、市場環境を整備する動きが始まりつつある。広くグリーンボンドが求める資金使途を環境プロジェクトなどに限定することに加え、グリーン・カバードボンドの場合、カバープールを環境に配慮した資産とすることが求められることから、環境面での好循環が動き出すことが想定される。わが国にはカバードボンド法制が存在していないものの、今後、低炭素社会への移行に向けた重要な資金調達ツールの一つとしてカバードボンドの活用を検討しても良いのではないだろうか。
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