中国の21年6月末の対外債務残高は、2兆6,798億ドルと、前年同月末比+24.9%(5,341億ドル増)の大幅増となった。要因としては、中国経済の回復もあって外国投資家による国債と政策銀行債への投資が増えたこと、貿易取引拡大に伴い貿易信用額が増加したこと、元高によってドル換算の現預金や企業の債務残高が増加したことが挙げられる。
こうした対外債務残高の急増について、国家外貨管理局の責任者は、中国の対外債務は安定していると強調しているが、大手不動産開発業者「恒大集団」のドル建て債券のデフォルト(債務不履行)リスクが注目されているなかで、当局は、不動産開発業者が発行したドル建て社債の償還状況の把握を急いでいる。
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