21-08-11
韓国:トピックス
急激な少子高齢化により生産年齢人口が減少 ~潜在成長率の下振れ抑制の鍵は女性や高齢者の雇用促進~

 韓国では少子高齢化が急速に進んでいる。生産年齢人口(15~64歳人口)は18年をピークに減少に転じており、先行き、労働投入量の減少が潜在成長率を下押しすると見込まれている。韓国の就業率はOECD加盟国の平均程度にとどまっており、今後、女性や高齢者の労働参加を促すことにより労働力不足を補う余地が十分にある。こうしたなか、政府は女性の出産・育児に伴う離職の防止、定年(60歳)を迎えた高齢者の雇用継続に取り組んでいる。
 なお、急速な少子高齢化は人口減少による潜在成長率の低下のみならず、(1)年金制度の不備による高齢者の貧困問題、(2)社会福祉経費の増大による財政圧迫など、韓国経済に様々な課題を突き付けている。

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