6月21日に21年度の国家予算が国民議会で承認されたが、歳出の削減が進まず、21年度の財政赤字はGDP比で31.4％と高止まりすると見込まれている。財政赤字のファイナンスには国債の発行が必要であるが、政府と国民議会の対立から公債法が成立する目途が立っていない。大手格付け会社のソブリン格下げを受けて政府はようやく歳出削減に着手した。
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