統計局公表の21年度(20年7月~21年6月、以下同様)の実質GDP成長率の暫定見込みは前年度比+4.7%であったが、4月以降の新型コロナ感染拡大による影響が十分に反映されていないとみられることから、JCIFでは+3.4%にとどまったと推定している。この間、21年度の経常収支は、パキスタン経済の不均衡是正が進み、通貨ルピーの対ドルレートも堅調に推移したが、原油高に伴う輸入価格上昇を主因にわずかながら赤字であったと推定される。原油高に加え米国の金融緩和縮小も通貨安とインフレ圧力の再燃につながる恐れがあり、当面のリスク要因である。
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