21年12月16日、エルドアン大統領は22年の最低賃金を前年比50.5%引き上げると発表した。また同日、トルコ中銀は定例の金融政策委員会を開催し、主要政策金利である一週間物レポ金利を15%から1%ポイント引き下げ14%とする決定をした。声明文では利下げ打ち切りが表明されたものの、市場は利下げ打ち切りを評価せず、15日に開催された米国FOMC(公開市場委員会)で量的緩和策の終了時期前倒しが決定されたこともあり、通貨安がさらに進んでいる。インフレ率を大きく上回る最低賃金の引き上げはインフレ懸念をより一層深刻させる恐れがある。
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