欧州委員会は7月14日、30年までの温室効果ガス(GHG)排出削減目標達成に向け、気候・エネルギー関連法制の政策パッケージ(Fit For 55)を公表した。特に注目されていたEU排出権取引制度(EU ETS)の改革案では、排出枠上限の削減加速や無償割当の段階的廃止等の現行制度の修正案に加え、陸上輸送・建造物セクターを対象とした新たな排出権制度の導入案が示された。またカーボンリーケージを防止するための国境炭素調整メカニズム(CBAM)の導入案を公表した。それぞれ、域内外からの反対意見に対し一定の配慮を示した提案となったが、反発も根強く、今後の動向が注目される。
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