7月1日に予定されていたOPECプラスの閣僚会合(ONOMM)は、UAEが合意案に反対したことで開催中止に追い込まれた。このまま会合が開催できなければ、減産緩和の先送りにより短期的に原油価格高騰を招く一方、協調減産協定の期限が切れた後は無秩序な増産が行われるリスクがある。UAEの狙いは、自国に有利に生産枠拡大を認めさせることにあるとみられるが、サウジはUAEへの批判を強めている。原油市場は、両国が早期に妥協するとみている模様であるが、脱石油依存に向けてライバル関係にある両国の間で、今後も経済摩擦が顕在化していく可能性が大きい。
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