ロシアが22年2月24日、ウクライナに軍事侵攻を実施した。習近平国家は25日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、「中国はウクライナ問題について、是々非々で自分の立場を決定する。各国は冷戦時代の考え方を放棄し、各国の安全保障面における懸念を重視・尊重し、交渉を通じて欧州安全保障のメカニズムを形成する必要がある。中国は各国の主権と領土保全を尊重し、ロシアとウクライナの交渉による問題解決を支持する」と中国の立場を説明した。その後、外交部の汪文斌スポークスマンは記者会見を行った。会見での同氏の回答について、ロシアのメディアは、「中国政府がロシアの行為は侵略ではないとの理解を示した」と受け止めている。