中国人民銀行は22年3月末の海外投資家による中国債券への投資残高は3兆8,800億元(約6,112億ドル)で前年同月末比+9.0%増加したと発表した。一方、前月比では、22年3月末の投資総額の残高は-1,100億元(約173億ドル)と、2月末の-800億元(約126億ドル)に続き減少し、減少幅も拡大している。
こうした減少について、国家外貨管理局は22年4月22日の記者会見において、「金融市場の調整で自然な動きである」と述べた。一方現地では、この減少の背景には米中の国債の金利差の拡大やロシアのウクライナへの軍事侵攻による国際的なリスクの高まりもあるとの見方や、中国にも欧米からの経済制裁が課されるリスクが海外投資家の投資のシフトをもたらしたとの分析を紹介している報道もある。
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