中央銀行のホールセール型CBDC(以下WCBDC)と商業銀行のデポジット・トークン(ブロックチェーン上の預金型デジタル通貨)、フィンテック企業のステーブルコインを組み合わせたユニファイドレジャー型 (BISの呼称、各国の商業銀行は多くの場合、RLN型 と呼んでいる)の活用が世界中に急速に広がっている。23年には英国、ドイツ、スイス、ブラジルなど預金型デジタル通貨に強い興味を持っている国の中銀、銀行業界がレポートを出している。特に英国とブラジルは熱心であり、注目を集めている。英国はパイロットテストを行う一方ブラジルは早ければ24年末から25年初に本番移行すると発表している。
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