23年第1四半期の実質GDP成長率は前年同期比+4.5%であった。ゼロコロナ政策の転換に伴う消費の回復を反映して最終消費支出の寄与度が3.0%ポイントとなったほか、1~2月は投資活動も旺盛で総資本形成の寄与度が1.6%ポイントとなった。
主要経済指標は、小売売上高伸び率(+10.6%)、輸出額(3,156億ドル<+14.8%>)をはじめ総じて前年同月比で改善傾向が見られるが、前年第1四半期は新型コロナの感染が拡大していた時期である点を考慮する必要がある。この間、不動産開発投資は-6.5%と減少率が拡大し依然低迷している。
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