23-12-25
中国:トピックス
11月の各指標で見る中国経済 ~外需は拡大の兆候がみられるが内需は停滞~

23年11月の主要経済指標をみると外需は拡大の兆候が見られるが内需は停滞している。製造業の業況感(PMI)は2か月連続で「50」を下回り、うち新規輸出受注指数は46.3と「50」を大きく下回った。輸出は前年同期比+0.5%と7か月ぶりに小幅ながらプラスに転じた。消費(小売売上高伸び率<11月:+10.1%>)はプラス幅が拡大したが前年のコロナの流行の反動の要素が強く(季節調整済み前月比では-0.1%)、消費者物価指数(同:-0.5%)は下落幅が拡大した。
不動産開発投資(1~11月:-9.4%)は減少が続き、主要70都市の11月の新築住宅価格指数は前年同月比-0.7%(10月:-0.6%)とマイナスが続いている。新築住宅価格指数が前月比で上昇した都市は9都市と10月(11都市)より2都市減少した。
12月11、12日に開催された中央経済工作会議では、「穏中求進(安定の中で前進を求める)」という基本方針のもとで24年も積極的な財政政策と緩和的な金融政策を維持することが示された。

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