23年5月17日にラッソ大統領は国会解散権を行使し、臨時総選挙(8月20日投開票)の実施を決定した。正副大統領選挙には最終的に8組が立候補届を提出した。ラッソ大統領は出馬を断念し、与党CREOも候補者を擁立しなかった。臨時総選挙の実施は突然決定されかつ選挙活動期間が短いことから、堅固な支持基盤と高い知名度を有する候補者が有利とみられる。注目される候補者は、コレア元大統領が支援するルイサ・ゴンサレス氏、先住民組織元リーダーのヤク・ペレス氏、前回大統領選挙で予想以上の票を獲得した実業家のハビエル・エルバス氏などである。新大統領の就任日は11月30日、任期は25年5月24日までとなっている。
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