23年3月20日にIMF理事会はスリランカに対する22億8,600万SDR（約30億ドル）、引出し期間48か月の拡大信用供与措置（EFF）による支援を承認した。スリランカはEFFプログラムによる支援の下で「マクロ経済や金融の安定化、債務の持続可能性の回復、成長力を高めるための構造改革」を図る。IMFはプログラムを反映した経済予測をあわせて公表し、実質GDP成長率（前年比）は23年－3.0％、24年＋1.5％と24年からプラス成長に転じると予測している。また、プライマリーバランス（GDP比）は23年－0.7％、24年＋0.8％と24年の黒字化を予測している。