23-09-29
スリランカ:トピックス
国内債務の再編 ~対外債務を上回る国内債務を再編~

スリランカは22年2月にデフォルトを宣言して以降、IMFからの継続的な支援を受けるため債務再編に取り組んでいる。23年6月に政府が対外債務再編に先立ち策定した「国内債務最適化計画」が議会で承認された。スリランカの債務残高は26.9兆スリランカ・ルピー(約12.3兆円 )で、うち国内債務が15.6兆ルピー(約7.1兆円)と全体の58%を占めて対外債務を上回っている。IMFは債務返済の持続可能性と並んで国内の金融セクターの安定性を重視しており、政府は銀行を保護する内容で国内債務最適化計画を策定した。一方、長期国債を多く保有する年金基金の負担が非常に大きく、国内から批判の声があがっていたが、国内最大の年金基金であるスリランカ従業員積立基金はオファーの受け入れを発表し、政府の計画に従って国債の交換が実施された。

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