23年8月22日に議会は上下院合同(計747議席、過半数374)で首相指名選挙を実施し第2党「タイ貢献党」のセター氏を賛成482票で第30代首相に選出した。「タイ貢献党」は第1党で不敬罪の廃止を掲げる革新派「前進党」を排除し親軍派「国民国家の力党」とプラユット前首相が所属する「タイ団結国家建設党」などを含む11党の大連立を形成した。長年対立関係にあるタクシン派と親軍派の大連立政権を政治経験が無いセタ―氏がまとめることができるかが注目点である。セター氏の政権運営能力、政権の安定性、民主化や各種改革の後退に対する有権者の失望と国民の不満を抑えるためのポピュリズム政策、財政悪化リスクの動向が今後のポイントである。
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