23-06-15
トルコ:トピックス
3期目を迎えたエルドアン政権 ~国民は現状維持を選択、伝統的な経済政策への回帰は掛け声だけに終わるか~

 23年5月に実施されたトルコ大統領選挙で現職のエルドアン大統領が勝利し、6月に新政権が始動した。エルドアン大統領は28年まで、首相時代から通算すると25年間トップの座に君臨し続けることが可能となった。選挙で争点と言われたインフレは高止まりし、物価高騰が国民生活を直撃したにもかかわらず、意外にもトルコの実体経済は拡大し続けていた。野党陣営は経済の立て直しに取り組むことをアピールしたが、国民の過半数が痛みを伴う変化より現状維持を選択した。選挙後に発表された閣僚および中銀総裁人事からは、新政権が伝統的な経済政策に回帰することが見込まれる。ただし24年3月には統一地方選挙を控えており、政権に対する国民の評判次第では伝統的な経済政策への回帰は掛け声だけに終わる可能性も否定できない。

会員IDをお持ちの方
レポートをダウンロードするには、ログインしてください。
会員IDをお持ちでない方
レポートをダウンロードするには、レポートのご購入をお願いいたします。
ご購入後、レポートのダウンロードが可能なURLをメールにてお送りします。
メール到着後、72時間以内は何度でもダウンロードすることができます。

購入金額 1,600円

※カートは画面右上にあります
 

JCIFについて

このサイトの文書について サイトマップ

当ホームページが提供している文書、資料、データ等の情報は、当センターが所有・運営・管理しております。当センターは、本情報の内容に関して、いかなる保証もするものではありません。
万一、本情報の内容に誤りがあっても、当センターはいかなる責任も負いかねます。また、本情報の内容は予告なく変更または廃止される場合がありますので、予めご了承ください。

topへ戻る