23-05-17
米国:トピックス(ワシントン事務所作成)
債務上限引上げを巡る混乱とデフォルトの可能性

連邦政府の債務上限の引上げが紛糾している。債務上限はGDP比ではなく絶対額で規定されている。行政府・議会がねじれている場合に起こる葛藤ではあるが、今回は政治の分断が進む中でマッカーシー下院議長(共和党)が共和党過激派の要求を無視できない構造になっているため、国のデフォルトを巡って危機感が高まっている。11年に債務上限を引き上げる法律が成立した直後に長期財務省証券の格付引下げを発表した格付機関の動向にも目が離せない。本稿ではまず債務上限の根拠法と過去の債務上限引上げ交渉を概観した後、4月末に可決した下院法案の内容、さらにホワイトハウスや議会でのデフォルト回避の動きを紹介する。

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