23年5月6日のチャールズ英国王戴冠式で用いられた世界最大のダイヤモンド「アフリカの星」(ダイヤの正式名称はカリナン)について原産国の南アフリカで返還を求める運動が起きた。カリナンIは英統治下の1905年にプレトリア近郊で発掘され、当時の植民地政府が英王室に献上したもので戴冠式ではチャールズ国王が持つ王笏(おうしゃく)にはめ込まれていた。カリナンIの返還を求めるオンライン請願には約8,000人以上が署名した。しかしカリナンIの返還に対して南ア人すべてが賛成しているわけではない。南ア人の中には「過去の英国の優越感などは私たちに関係ない」という賛成とは異なる意見を持つ人もいる。
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