中国人民銀行の発表によると、23年12月末の金融機関の貸出残高は前年同月比＋10.6％の242兆2,400億元と前年末の伸び率（同＋10.4％）を上回ったが、不動産開発向けは同＋4.3％にとどまっており、住宅ローンは同－1.6％とマイナスとなっている。経済回復が遅れているなかで、金融機関は返済不能のリスクを回避するために不動産開発向け貸出と住宅ローンを抑制する傾向が続いているとみられる。
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