4月の主要経済統計をみると、製造業の景況感(PMI)は2か月連続で「50」を僅かに上回った。輸出(+1.5%)が増加して鉱工業生産(+6.7%)のプラス幅が拡大した一方で、小売売上高伸び率(+2.3%)、固定資産投資(+4.2%)はプラス幅が縮小し、消費者物価指数(+0.3%)も小幅増にとどまった。
不動産市場は低迷が続いており、新築住宅価格指数(-3.5%)は前月からマイナス幅を拡大したほか、前月比で新築住宅価格指数が下落した都市数(70都市のうち64都市)は9割を超えた。長期化する不動産市場の低迷に対して地方政府単位で住宅購入緩和策が進められているが、5月に何立峰副首相は追加対策として地方政府に不動産建設の進んでいない住宅用地を購入するよう求め、中国人民銀行は住宅ローンの下限金利撤廃と頭金比率の引下げを実施した。
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