約1年前の23年央にパキスタン経済は崖淵に追い詰められていたが、現在は経済がプラス成長に転じるとともにインフレは低下、経常収支は概ね均衡、外貨準備は前年比倍増している。他方、政治面では24年2月に総選挙があり第2次シャバーズ・シャリフ内閣が発足したが、選挙に対する不正の告発が相次いだことやカーン元首相の政党への弾圧があったことが政権の正統性に疑問符をつけた。また治安状況は反政府武装勢力のテロ増加で悪化している。本稿では経済が回復する一方で政情不安と治安悪化が続くパキスタンの現状を紹介する。
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