米海軍の予算要求と造船計画が発表され、艦船の造船や修理能力に課題を抱えていることが浮き彫りになった。米国は長らく海洋国家として世界の航行の自由を守り、海軍は安全保障において重要な役割を担ってきたが、軍の保有艦船数は15年以降中国海軍の保有数を下回り、今後30年間の造船計画でもその差は拡大していく。本稿では米海軍の抱える造船に関する問題と、今後の見通しを概観する。
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